放牧場の羊の親子(マウント・クック)
満開の桜に手を伸べて(クイーンズタウン)

旅行には、失敗談や苦労話はつきものである。
また、これが、聞く人、読む人には受けるそうだ。つまり、楽しかった、面白かったという話ばかりでは、人から敬遠されるということである。

初めて行った国、全く知らない道をドライブするのであるから、トラブルには事欠かない。しかし、失敗も苦労も、そのときはパニック状態になっているが、一旦これを切り抜けると、すべて「楽しい想い出」になってしまう。これがドライブ旅行の醍醐味である。

今回のドライブ旅行の時期は、9月下旬から10月上旬にかけて、つまり北半球でいえば、3月下旬から4月上旬の間ということになる。春たけなわとは言えないまでも、もう寒さに悩まされる季節ではないと考えて、比較的軽装で出発した。

これが最大の誤算で、旅行中は、悪天候に加え、寒さには随分悩まされた。途中でセーターやベストを次々と買いこみ、防寒帽まで買う始末だった。よく考えてみれば、緯度では東京から稚内の間を旅行したのである。加えて、南極に発する寒流からくる西風に常に晒されているのだから、この時期まだ寒いのは当然である。

要するに、ベスト・シーズンより1ヶ月くらい早過ぎたということである。
しかしながら、物は考えようで、この季節だからこそホテルも乗物も比較的空いていたし、何よりも宮仕えの身にとってみれば、「行けるときがベストシーズン」と言わざるを得ない。

ニュージーランドを旅行して印象に残った点は、第一に「緑が美しい」ことである。特に、羊が群れをなす牧場の緑は素晴らしい。
第二は「食べ物が美味しいこと」である。総じて味が繊細であった。
そして第三に何と言っても「物価が安いこと」である。物価について言えば、日本の半分以下という感じ。何を食べても、何を買っても、「安いねえ」の連発であった。

レンタカー1号車(オークランド空港)
レンタカー2号車(マウント・クック)


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