10月2日


テカポ湖畔にて(1)
テカポ湖畔にて(2)

いよいよ、ニュージーランド観光には欠かせないと言われている南島の最高峰、標高3,754メートルのマウント・クック見物に向かう。
距離にして300キロ余りのドライブだが、旅行案内書には、最後の50キロが大変と書いてある。つづら折りの山道なのだろうと思いこんで、余裕をもって出発する。

出発時の天気はまあまあであったが、途中遠景に山並みが見えるようになると、山頂は雲に隠れている。明らかに天気は下り坂である。見上げる空も、もう一面に雲に覆われてきた。

途中、テカポ湖畔でブランチを食べ、休憩する。ミルキー・ブルーと形容される湖水の色が美しい。レストランに隣接するショップで、二人お揃いのセーターを買う。
湖畔にある「善き羊飼いの教会」を訪れる。聖書にある「善き羊飼い」と自分達の姿とを重ね合わせて、開拓民が1935年に建てたという、小さな古い石造りの教会である。

マウント・クックへ向かう側線道路に入り、右側の美しい湖を眺めながら走る。降り始めた雨が一段と激しくなってきた。もうそろそろ山道かと思うが、行けども行けども広い直線道路。50キロなどアッという間に過ぎて、ビレッジに到着した。
旅行案内書は間違いだらけとよく言われるが、先のフェリーの情報といい、まさにそのとおりである。

ホテルへ入り窓から見ると、雨は何時の間にか雪に変わっている。あたりの景色も靄っていて、間近にある山々の姿も殆ど見えない。
フロントへ行って明日の天気予報を聞くと、「バッド」という答え。これでは、観光どころか、最悪の場合道路が閉鎖され閉じ込められてしまうかも知れないなどと、またまた余計な心配を始めてしまう。


テカポ湖畔「善き羊飼いの教会」の前で
ハーミテイジ・ホテルの窓から


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